前回は声紋分析の見方について説明しましたが、今回は声紋分析のとらえ方について詳しく説明していきたいと思います。
声紋分析の結果をみると、波形がでていないところが気になります…というお声をよく聞きます。
「その部分の能力が自分にはないということなのか」と不安になる人もいらっしゃいますが、結論から言うと、心配いりません。声紋分析のとらえ方を知れば、その不安は解消できます。
そもそも12色すべての波形がはっきり出る人は、のべ850名以上みてきた中で1%もいらっしゃらないのです。ですから全部の波形をもっていないからといって、気にしたり不安になる必要はまったくないのです。
私が声紋分析を見るときに心がけているのは、波形が「ない」ところではなく、むしろ波形が「ある」ところに目を向ける、ということです。
具体的にどういうことなのか。Aさんの声紋分析を例に解説していきます。
→Aさんの声紋画像